[DIY]収納カウンターを自作する
2017/03/10
オフグリッドの小屋暮らしなので使うことは出来ませんが、「32インチの液晶テレビ」をはじめ、出番のない「扇風機」「プリンター」、殆ど使わないけど捨てられない「猫ケージ」など、我が家は物に溢れています。
もう少し過ごしてみて、それでも使わないのなら手放す決断が出来るかもしれないけど、今のところはまだ、その踏ん切りがついていません。
つまり、これらの保留組をどこかに収納しなくてはならないという問題に直面しています。
丁度その頃、キッチンが丸見えなのが嫌だなぁと思っていたので、収納とキッチンの仕切を兼ねたカウンターを作れば、一挙両得ではないかと閃きました。
1.設計図
今回のカウンター制作には、簡単な手描きの設計図すら作りませんでした。
収納する物を置いてみて、サイズを決めていく、所謂「現場合わせ」という作り方です。
上の図のように、ロフトを支える二本の角材と、壁までのスペースに細い建材で骨組みを作りました。
2.棚板を渡し、荷物を入れてみる。
保留組が全て入ることを確認します。
今後、中の荷物を取り出しての掃除は大変なので、この機会にしっかり綺麗にしておきます。
マキタのコードレスタイプの掃除機は、バッテリーを他の電動工具と共有出来るので便利です。
3.壁面を貼る
古材を使ったので少し凸凹するし、塗料の乗りもそれぞれ変化に富むのですが、新品の材を使うよりも雰囲気が良いと思っています。
ただ、思ったより赤みが強く出てしまったのは予想外でした。
パッケージには「マホガニー」と書いてあります。
※余っていたウッドデッキ用の塗料を何度か重ね塗りしました。
4.天板を乗せる
カウンター部の半分は、板を打ち付けてしまいますが、もう半分は開閉式にしてみました。
ノートやペンなども収納出来れば部屋も片づいて見えると思っています。
ぱかっ!
[キッチン側から見たところ]
5.完成
【最後に】
実は、骨組みまで仕上げ荷物を収納した後、作業は暫くストップしていました。
壁面や天板の切り出し、塗装が面倒だというのもありましたが、なにより荷物が収納出来てしまうと、ある程度満足してしまって、仕上げ作業の優先順位が下がってしまったのです。
これは小屋作りにも似たところがあって、最低限住めるところまで仕上げてしまうと、やらなくては!という急かされるような気持ちは薄れ、甘く怠惰な日々に溺れるようになります。
誰かに給料を貰って働いている訳ではないので、どちらが良いといったことはなく、好きにやれば良いのかもしれませんが、理想を叶えるまではのんびりとばかりはしていられないと折にふれそのように思い、自分を鼓舞させることがあります。
自分が主体の生活を手にしたということは、よくよく考えられたスケジュールをたて、自分のモチベーションの管理にも留意しなくてはならないのかもしれません。
おしまい。